消去法ではない通信制高校という選択肢

進学は自分の能力に見合った選択肢を選び続ける選択の連続。
その選択の向こう側にようやく自分が安住できる未来があるのです。そんな高校への選択肢の中には自分が通信制高校に通うという選択肢もあるでしょう。
一般的な、全日制の高校ではなく通信制高校に通うというのは、その時選ぶことができなかった選択肢の末席にある、消去法としての選択肢であるというイメージを抱いている人も多いのではないでしょうか。
実際に自分が進学などの人生に関わる問題を選ぶ選択肢にぶち当たったとき、しょうがなく選ぶ選択肢を選ぶという判断は良いとは言えません。
常に自分にとってプラスになる判断を行っていくべきです。


自分は人と関わるのが苦手だから通信制高校に通おう…

確かに人と関わる割合を減らすことができるので、コミュニケーションに苦手意識のある人でも快適に過ごすことができる学校も少なくありません。
ですがそれを主な理由として通う学校を、生徒が少なく教師もうるさくない通信制高校に決めるのは良い判断とは言えません。
通信制高校の種類はとても多いので、人と関わる割合を減らしながらもしっかりと学習を進めることができる学校は多いです。
私立とはなってしまうものの、学べる分野の種類が広くまるで専門学校かのような授業を行っている学校も少なくありません。
公立の高校は自宅学習がベースになり、その学習管理も自分のペースで行う必要があります。
人と関わるのが苦手で選択肢も下に下に流れてきたようなあなたでは、効率的な学習を進めることはできないでしょう。
これからの人生、人と関わらずに生きていくことは不可能。少しずつで良いので、人と接することに喜びを感じることができる自分を作っていくことにしましょう。


あえて通信制に通うという選択肢

ここでどんな学校に通うかばかりに囚われているあなたは一度その判断を、学校に通わないというところまで飛ばすこともできるでしょう。
なぜそんな判断を下すかといえば、それは自分のために使うことができる時間が欲しいから。学校に割く時間を0にすれば、日中の時間はすべてが自分のものになります。時間管理はリソースの分配です。
ですがやっぱり学校に通っているという自分は持っていたい。そう考えているならぜひ学校に割くリソースが小さい通信制高校という選択肢をもう一度選択肢に入れてください。
時間のリソースを手に入れるたに、そして同時に高校卒業という人生にとって大きな成果を手に入れるために有効な判断が、通信制高校という存在です。