全日制高校へ入学して学習をしていたが、何かの事情から中退してしまっているという方も多いでしょう。
高校中退して自分の好きな事ややりたいことを学ぼうとしている方でしたら、そのまま突き進んでも後悔することはないでしょう。しかし、勉強についていけない・人間関係がうまく築けないと言った理由から中退してしまった方は後悔していませんか。あの時はその場の感情で決めてしまったが、もっとよく考えてから中退するかどうか決断を下せばよかった、と考えている方も居る様子。そんな時は、通信制高校に入学するという選択肢を設けてみてはいかがでしょうか。通信制は高校を中退してしまっている方でも入学が可能ですし、学費も全日制高校と比較をして安くなっていますので、特に大きな心配は無用です。
通信制高校は少人数制授業が多い
全日制高校はクラスの人数が40人前後いますが、通信制は少人数制クラスとなっていることが多いです。
クラス人数が20人前後となっていることが多いため、過ごしやすくなっています。少人数で授業を行いますから、分からない問題に出くわしてしまってもその場で質問をして解決することが可能です。少人数制クラスにすることで、過去引きこもりになってしまった方やいじめを受けていた方でも通いやすくなっています。通信制高校は勉強についていけなくて高校を中退してしまった方だけではなく、過去に人間関係によるトラウマを持っている方でも過ごしやすいような環境づくりに力を入れていることが多いです。高校卒業を目指したいと考えている方だけではなく、もう一度高校生活をやり直したいと考えている方にも通信制高校はおすすめなのです。通信制によって校風がガラッと変わりますから事前に良い高校を見つけていたら資料請求や、学校見学を行ないましょう。
単位を引き継ぐことが出来る
高校中退している方が通信制へ入学するとなった場合、最初からやり直す必要があるのかどうか、疑問を持っている方も居ますよね。
通信制高校は、以前まで在籍していた高校で修得している単位を引き継ぐことが出来るのです。今まで修得してきた単位を引き継ぐことにより、学年を決めて学習を進めることが出来ます。転入・編入どちらも単位の引き継ぎが可能なので、前校で得た単位を引き継ぐ際には必要な書類があるので準備しておきましょう。多くの通信制高校が単位制となっているため、もし卒業に必要な単位が足りなかった場合でも、最初からやり直す必要はありません。しかし、単位制ではなく学年制の通信制高校は異なります。学年制の場合単位を一つでも落としてしまうと、その学年をもう一度やり直すことになりますので、充分ご注意下さい。